[シドニー 19日 ロイター] - オーストラリア政府は19日、中国からジェット燃料、ブルネイから農業用尿素を追加調達したと発表した。イラン戦争による供給混乱の中、燃料・肥料の在庫を積み増す。
アルバニージー首相と中国の李強首相の会談を受け、6月初旬から60万バレル超(約1億リットル)のジェット燃料が届く見通しだ。
政府はまた、農業従事者と農業セクターを支援するため、ブルネイから尿素3万8500トンも確保した。
これらの供給は、75億豪ドル(53億6000万米ドル)規模の新たな燃料・肥料安全保障制度を通じて確保された。
アルバニージー氏は声明で、「ジェット燃料60万バレルの追加調達はオーストラリアの輸送維持に寄与し、肥料の追加供給は農家に安心を提供する」と述べた。
ジェット燃料の追加調達分は、オーストラリアの年間消費量の約1%に相当する。
ウォン外相は、世界経済へのショックに対応し、必要不可欠な燃料の供給を維持するため、地域諸国と協力していると述べた。
オーストラリアは燃料の大半を輸入に頼っており、2月末に中東紛争が始まって以降、各地で局所的な燃料不足が発生している。