Matt Tracy
[ワシントン 18日 ロイター] - フィッチ・レーティングスは18日、同社がデータを追跡している米国のプライベートクレジット(ファンドなどを通じた融資)市場における借り手企業の過去12カ月の債務不履行(デフォルト)率が4月に最高を記録したと発表した。
約1500社の借り手を対象とする調査によると、4月までの過去12カ月の米国のプライベートクレジットの債務不履行率は6%となり、24年8月の調査開始以来で最高となった。
4月までの12カ月に発生した債務不履行は計99件、債務不履行を起こした企業は91社で、いずれも調査開始以降で最多。業種別で最も債務不履行が多かったのはヘルスケアだ。
フィッチは3月初めに、25年のプライベートクレジットのデフォルト率が9.2%に上昇し、それまで過去最高だった24年の8.1%を上回り通年で過去最高を更新したと発表した。
4月単月ではプライベートクレジット関連の債務不履行が10件発生した。このうち6件は新規の不履行で、残る4件は直近12カ月間に複数回不履行を起こしている企業だった。