[ブラジリア 18日 ロイター] - ブラジル財務省は18日、中東紛争による石油・燃料価格の高騰を理由に、今年のインフレ率予想を3月時点の3.7%から4.5%に引き上げた。また今後の利下げ幅が従来の想定よりも浅くなると予想した。

ブラジル中央銀行の物価目標は3%プラスマイナス1.5%ポイントで、財務省の予想はこの上限となる。

財務省の経済政策事務局によると、2026年の平均石油価格の予想は、2カ月前の1バレル=91.25ドルから25%上昇した。

同省は石油価格高騰について、年末までに予想される通貨レアル上昇による物価抑制効果を相殺して余りあると説明。石油価格見通しは、燃料価格上昇の国内価格転嫁を抑制するルラ政権の政策も織り込んだ数字だとした。

中銀は3月から25ベーシスポイント(bp)の利下げを2度連続で実施し、政策金利は現在14.5%となっている。政府は以前、これが年末までに12%に下がると予想していたが、今回13%に修正した。

財務省は、今年の経済成長率見通しは2.3%に据え置いた。

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