[ロンドン 18日 ロイター] - スターマー英首相は18日、自らの職務遂行に専念すると述べ、辞任を重ねて否定した。

7日の統一地方選における与党労働党の惨敗を受け、スターマー氏に対しては党所属議員の約4分の1が辞任を要求。有力後継候補2人が公然と次期首相の座を争う事態となり、こうした政治的な混乱は投資家の不安を誘って、英国債利回りを押し上げている。

そうした中でスターマー氏は労働党本部を訪れた際、職員に対して「私は国家に奉仕し、首相としての職務を行うという自らに課せられた仕事に集中している」と語った。

これに先立ちラミー副首相は、スターマー氏が退陣の時期を示すことはないと述べた。

週末にスターマー氏が退陣計画を公表するかどうか検討していると報道されたことを受けた発言だ。

先週保健・社会福祉相を辞任したウェス・ストリーティング議員は16日、正式な党首選が実施されれば立候補すると表明。またマンチェスター市長のアンディ・バーナム氏も、挑戦を可能にするための議席確保を目指している。

スターマー氏は、いかなる挑戦も迎え撃つ意向を繰り返し明らかにしている。挑戦を希望する候補者は、労働党所属議員の20%の支持を得なければならない。現在労働党は403議席を保有しており、必要な支持者は81人となる。

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