[モスクワ 18日 ロイター] - ロシア国営原子力企業ロスアトムのアレクセイ・リハチョフ総裁は18日、ウクライナでロシア軍の支配下​にあるザポリージ‌ャ原子力発電所周辺の状況について、ウクライナ軍の攻撃激化により「後戻りできない局面」に近づいていると述べた。ロシアメディアが報じた。

ロシアが設置した同原発の管理当局によると、ウクライナ軍は3日連続で施設を攻撃した。

ロシアメディアによると、リハチョフ氏は「われわれは後戻りできない局面にますます近づいている。欧州全体がザポリージャ原発周辺の緊張緩和に取り組む必要がある」と指摘。「これは火遊びであり、まず東欧諸国にとって危険だ」と述べた。

リハチョフ氏は、同原発には約2600トンの核燃料が保管されていると説明した。同原発は電力を生成していないが、核燃料を冷却し続けるため運転を継続する必要がある。

原発管理当局はテレグラムへの投稿で、今回のドローン(無人機)攻撃による負傷者や施設への被害はなく、通常運転を続けていると述べた。

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