[18日 ロイター] - ベラルーシは18日、ロシアと連携し、核兵器運用に関する軍の即応態勢を検証する演習を開始したと発表した。ウクライナはこれに対し強く反発した。
ベラルーシのルカシェンコ大統領はロシアがウクライナに侵攻した翌年の2023年、ロシアの戦術核ミサイルの領内配備に同意した。ロシアのプーチン大統領は、ミサイル使用に関する管理権はロシアが保持することを明確にしている。
ベラルーシ国防省は声明で「演習期間中、ロシア側と連携して核兵器の運搬と使用準備の訓練を行う予定だ」と説明。国内のさまざまな地域に核兵器を配備する軍の準備態勢を検証するとし、「ステルス性、長距離移動、部隊と装備の使用に関する計算の訓練に重点が置かれる」と述べた。
演習は他国を標的としたものではなく、地域の安全保障上の脅威にはならないとしている。
ウクライナ外務省は演習を非難するとともに、ベラルーシにおける戦術核兵器の配備は世界の安全保障に対する「前例のない挑戦」だと指摘した。
声明で「ロシアは北大西洋条約機構(NATO)の国境近くでベラルーシを事実上の核兵器拠点とすることで、核兵器の世界的な拡散を正当化し、他の権威主義体制にとって危険な前例を作っている」と非難。
西側同盟国に対し、ロシアとベラルーシへの制裁強化を求めた上で、「こうした行動は、核不拡散体制を尊重する全ての国から明確かつ断固とした非難を受けるべきだ」と述べた。