Phil Stewart Jasper Ward
[ワシントン 18日 ロイター] - ヘグセス米国防長官は18日、南部ケンタッキー州で行われる共和党の連邦下院議員予備選を前に、トランプ大統領が支持する新人候補エド・ガルレイン氏の集会で応援演説を行った。
19日に投開票されるこの予備選は、現職のトーマス・マッシー氏に海軍特殊部隊出身のガルレイン氏が挑む構図。マッシー氏は共和党所属ながら、トランプ氏が打ち出した一連の重要法案に反対したことなどから、トランプ氏が「刺客」としてガルレイン氏を送り込んだが、史上最高額の費用が投じられる激戦となっている。
米軍は政治的中立が求められており、とりわけ戦時に国防長官が政治イベントに参加するのは極めて異例だ。
公職者の政治活動を制限する「ハッチ法」に抵触する疑いも浮上しているが、国防総省はこれを否定。「税金が使われておらず、ヘグセス氏が個人の立場で参加した。この行動は法律専門家の審査をクリアしている」と説明した。
ヘグセス氏は演説で「マッシー氏はあまりにも頻繁に、トランプ大統領が主導する運動を強化するどころか、そこから離脱することを自らの仕事であるかのように振る舞ってきた」と指摘。トランプ氏の運動が結束を必要としている局面で、マッシー氏が野党民主党に同調して投票することをためらっていないと強く批判した。