[18日 ロイター] - 全米住宅建設業者協会(NAHB)が18日発表した5月のNAHB/ウェルズ・ファーゴ住宅建設業者指数は37だった。建材価格の上昇や住宅ローン金利の高止まりで、業況判断の分岐点となる50を25カ月連続で下回った。前月の34からは改善し、市場予想を上回った。

NAHBのビル・オーウェンズ会長は「住宅市場は依然として軟調だ。住宅ローン金利の上昇やガソリン価格の高騰、イラン情勢に伴う経済の不透明感が、引き続き需要を冷やしている」と述べた。2月末に始まった米イスラエルとイランの交戦に伴う原油価格の急騰を受けてインフレ圧力が再燃し、住宅ローン費用はさらに上昇するとみられている。

NAHBのチーフエコノミスト、ロバート・ディーツ氏は「最近の長期金利の上昇は、住宅購入需要を抑制し続ける」とし、「一部の地域では相対的な強さが見られるものの、住宅市場は依然、住宅の取得しやすさ(アフォーダビリティ)という課題に直面している」と指摘した。

5月に値下げを実施した建設業者は約32%で、前月の36%から減った。平均値下げ幅は6%で、前月の5%から拡大。販売促進策の実施率は61%と14カ月連続で60%以上となっている。

現在の販売状況、販売見通し、購買見込み客足を示す指数はいずれも前月から上昇した。

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