[ニューヨーク 15日 ロイター] - 米国株式市場では、主要株価3指数が軒並み1%超下落。原油価格の高騰が世界的なインフレ懸念をあおる中、人工知能(AI)関連銘柄の急騰がけん引してきた過去最高値水準から反落した。

指標となる米国債利回りがエネルギー価格の高騰と長期的なインフレへの懸念を反映して上昇し、リスクの高い株式に代わる魅力的な投資先となった。

売りが優勢な中でもS&P総合500種は7週続伸を記録。2023年12月に終了した9週連続の上昇以来、最長の連騰となった。一方、ナスダック総合とダウ工業株30種は週間で下落。ナスダックは6週連続の上昇が途絶えた。

スレートストーン・ウェルスのチーフ市場ストラテジスト、ケニー・ポルカリ氏は「市場が先走りすぎていたという認識が広がっている」と指摘。「債券市場や経済指標が示す内容に十分な注意を払わず、AI関連のモメンタムトレードに巻き込まれていた」と述べた。

S&P500の主要11セクターのうち、エネルギーは2.3%上昇した一方、残りの10セクターは全て下落。素材と公益事業の下げが最もきつかった。

個別銘柄では、エヌビディアとアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)はそれぞれ4.4%、5.7%下落。インテルは6.2%安となった。フィラデルフィア半導体指数は4%下落した。

一方、マイクロソフトは3.1%上昇。米ヘッジファンド、パーシング・スクエアは15日の規制当局への‌提出書類でマイクロソフト株の新⁠規取得を開示すると、同ファンドを率いるビル・アックマン氏が明らかに​した。

医療機器メーカーのデックスコムは6.6%高。アクティビスト(物言う株主)のエリオット・インベストメント​・マネジメントと連携し、独立取締役2人を任命するとともに取締役会の委員会を再編すると発表したことが好感された。

フォードは7.5%下落。エネルギー貯蔵事業への期待から直近2営業日で約21%急騰していた反動が出た。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を3.88対1の比率で上回った。ナスダックでは値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を3.23対1の比率で上回った。

米取引所の合算出来高は193億2000万株。直近20営業日の平均は181億3000万株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 49526. -537. -1.07 49930 49930 4950

17 29 .26 .26 3.57

前営業日終値 50063.

46

ナスダック総合 26225. -410. -1.54 26288 26460 2609

15 08 .92 .76 7.54

前営業日終値 26635.

22

S&P総合500種 7408.5 -92.7 -1.24 7445. 7454. 7397

0 4 11 85 .50

前営業日終値 7501.2

4

ダウ輸送株20種 20134. +76.7 +0.38

18 7

ダウ公共株15種 1092.7 -23.2 -2.09

2 8

フィラデルフィア半導体 11588. -485. -4.02

46 32

VIX指数 18.43 +1.17 +6.78

S&P一般消費財 1936.0 -36.1 -1.84

6 9

S&P素材 631.19 -17.8 -2.74

1

S&P工業 1449.7 -26.8 -1.82

1 0

S&P主要消費財 961.66 -3.09 -0.32

S&P金融 849.31 -2.69 -0.32

S&P不動産 274.56 -4.35 -1.56

S&Pエネルギー 907.42 +20.6 +2.32

1

S&Pヘルスケア 1688.8 -18.5 -1.08

1 2

S&P通信サービス 502.61 -4.99 -0.98

S&P情報技術 6651.3 -108. -1.61

3 64

S&P公益事業 444.62 -10.9 -2.40

4

NYSE出来高 15.38億

シカゴ日経先物6月限 ドル建て 61840 - 200 大阪比

シカゴ日経先物6月限 円建て 61825 - 215 大阪比

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