スシローの株価は今後どうなる?
もちろん、中国リスクが完全に消えたわけではありません。景気減速やSNSによる風評リスク、地政学問題などの不確実性は今後も続くでしょう。
スシロー株に関しては、PER水準は依然として高く、少しでも成長鈍化が見えれば株価は再び調整しやすい局面にあります。それでも、今回の決算発表を受けた上昇は、市場が中国リスクを“織り込みすぎていた”可能性を示しています。

そして今、投資家の視線は「中国で成長できるのか?」から「中国リスクを吸収しながら、グローバル成長を続けられるか?」へ移り始めています。北米展開や新たな成長戦略が、今後示される新たな中期経営計画にどこまで具体化されるのか──。
株価は、「中国関連株」の次なる成長物語を織り込めるのかどうかの局面に入りつつあります。
[筆者]
岡田禎子(おかだ・さちこ)/個人投資家、ファイナンシャル・プランナー
証券会社、資産運用会社を経て、ファイナンシャル・プランナーとして独立。資産運用の観点から「投資は面白い」をモットーに、投資の素晴らしさ、楽しさを一人でも多くの人に伝えられるよう活動中。個人投資家としては20年以上の経験があり、特に個別株投資については特別な思い入れがある。さまざまなメディアに執筆するほか、セミナー講師も務める。日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、ファイナンシャル・プランナー(CFP)。note:https://note.com/okapirecipe_555
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