Alexander Cornwell
[エルサレム 14日 ロイター] - イスラエルが1967年の第3次中東戦争で東エルサレムを占領したことを記念する「エルサレムの日」の14日、数千人のイスラエル民族主義者らがエルサレムの城壁に囲まれた旧市街のイスラム教徒地区を練り歩いた。この行進は民族主義者らが力を誇示するエルサレムの日の主要イベントになっているが、パレスチナ人は露骨な挑発だとみなしている。
東エルサレムの占領とその後の併合措置は、国連および多くの国々が今も認めていない。イスラエル当局は厳重に警備し、旧市街のダマスカス門前などに数千人の警官を配置した。
ダマスカス門の周辺にはバリケードが設置され、旧市街に住んでいないパレスチナ人の立ち入りを阻止した。旧市街のパレスチナ人店主らは、行進前に閉店することを余儀なくされたと嘆いた。
警察は行進中、パレスチナ人の保護を呼びかける活動家や、報道関係者を強制的に排除した。その後、報道関係者の立ち入りは許可したものの、巡礼宿「オーストリアンホスピス」付近の区域に限定した。
参加したハイファ近郊在住のイスラエル人、シラ・ゲフェンさん(53)は「エルサレムは私たちの永遠に聖なる都市だ」と語った。
南部アシュケロン近郊に住むイスラエル人のジョージさん(65)は「ここに来られてとてもうれしく、興奮している。ここは世界の中心であり、全てのユダヤ人の中心だ」と話した。