アルゼンチンでハンタウイルス感染事例が急増しており、近年最大規模のパンデミックとなっている。
そして、1カ月後には、そのような状況下のアルゼンチンから数千もの人が、ワールドカップ(W杯)を観戦するためアメリカへ向かうこととなる。
国務省の報道官は本誌に対し、「トランプ政権にとって、アメリカ国民の安全と安心以上に優先されるものはない」と語った。「トランプ大統領が述べたように、『アメリカ政府のあらゆる部門が、W杯を安全かつ成功裏に実施し、観戦のためアメリカを訪れる人々が滞在中滞りなく過ごせるよう取り組む』」
5月上旬、クルーズ船でのハンタウイルスのパンデミックにより8人の感染者と複数の死者が出るまで、ハンタウイルスの名前を聞いたことがある人はほとんどいなかった。以降、複数の国で感染例が確認され、その船から帰国する乗客によって、ウイルスが世界各地へ広がることへの懸念が高まっている。
しかし、保健当局者は、このウイルスについて人々にパニックに陥らないよう呼びかけている。
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