[東京 13日 ロイター] - 13日の東京円債市場で、国債先物中心限月6月限は、前営業日比33銭安の128円83銭と続落して午前の取引を終えた。現物市場の新発10年国債利回り(長期金利)は一時同6.0ベーシスポイント(bp)上昇の2.600%と、1997年5月以来の高水準をつける場面があった。原油価格の高止まりを背景に円債は売りが優勢となり、長期国債のほか複数の年限で金利に上昇圧力がかかった。

国債先物は朝方から売りが先行した。前日の海外時間に米標準油種のWTI先物が1バレル当たり100ドル台前半に上昇する中、米債市場で長期金利が上がり、夜間取引の国債先物が下落した流れに追随して始まった。

SMBC日興証券の奥村任チーフ金利ストラテジスト(訂正)は「日本も米国も欧州も原油高が金利上昇のメインドライバーとなっている」との見方を示した。WTIは朝方に比べて一時軟化したが、1バレル101ドル台で推移し、前日のアジア時間からは上昇している。

日銀の金融政策スタンスも金利上昇圧力の一つとみられている。奥村氏は「日本は主要中銀に比べて緩和的なためインフレ加速リスクが意識されやすい」と指摘した。

現物市場では10年物以外の新発債利回りも総じて上昇。5年国債利回りは同3.0bp上昇し1.945%、20年国債利回りは同5.0bp上昇し3.495%をつけ、いずれも過去最高水準を更新した。

このほか、2年債は同1.0bp上昇の1.400%、30年債は同5.0bp上昇の3.860%。40年債はまだ売買が成立していない。

TRADEWEB OFFER BID 前日比

2年 1.394 1.399 0.005 10:43

5年 1.935 1.946 0.029 11:00

10年 2.584 2.59 0.045 11:01

20年 3.492 3.499 0.05 11:00

30年 3.847 3.859 0.05 11:00

40年 4.112 4.126 0.049 10:59

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