[12日 ロイター] - 米動画配信サービス大手ネットフリックスは12日、過去10年間に映画とテレビシリーズに1350億ドル超を投資したと明らかにした。同社の圧倒的な存在感とオンデマンド・エンターテインメント市場の成長を浮き彫りにしている。
同社によると、この期間中に世界経済に3250億ドル以上貢献し、制作現場で42万5000人超の雇用を創出したという。2025年末時点で有料会員は3億2500万人に上った。同社は自宅で視聴できる動画エンターテインメントの先駆者で、大衆文化を席巻するオリジナルコンテンツを制作してきた。
また、公共放送局を含む3000社以上から映画やテレビシリーズのライセンスを取得している。
現在、全視聴数の3分の1以上を非英語圏の作品が占めており、10年前の10分の1未満から急増した。また「ペーパーハウス」、「イカゲーム」といった米国以外の作品に加え、米制作のアニメ「KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ」などのヒット作が世界中で多くの視聴者を集めている。
一方、同社は売上高の成長鈍化に直面し、ゲームやライブエンターテインメントといった新たな成長分野を模索している。こうした中、4月には共同創業者で会長のリード・ヘイスティングス氏が退任を発表した。