[サンパウロ 12日 ロイター] - ブラジル地理統計院(IBGE)が12日発表した4月の拡大消費者物価指数(IPCA)は前年同月比4.39%上昇し、伸びは3月の4.14%から拡大した。

ロイターがまとめたエコノミスト市場予想は4.40%だった。政策当局者らは中東紛争によるリスクを警告しているものの、インフレ率はほぼ予想通りで、中央銀行の目標である3%プラスマイナス1.5%ポイントの範囲内にとどまった。

前月比では0.67%上昇し、伸びは3月の0.88%から減速した。エコノミスト予想は0.69%上昇だった。

中銀は先月、政策金利を2会合連続で25ベーシスポイント(bp)引き下げ、14.50%としたが、米・イスラエルとイランの戦争の長期化でインフレリスクが高まっているとして、6月16─17日に行われる次回政策決定会合での動きについては選択肢を残した。

政策当局者らは2025年7月以降、金利を約20年ぶり高水準で維持してきたが、3月に緩和サイクルを開始した。

しかし、中銀の民間エコノミスト調査では26年のインフレ予想が9週連続で上方修正され、年末時点で4.91%となっている。

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