[フランクフルト 12日 ロイター] - ナーゲル独連銀総裁は、インフレ見通しに根本的な変化がない限り、欧州中央銀行(ECB)が利上げを実施する可能性がますます高まっているとの見方を示した。

ECBは先月の理事会で政策金利を据え置いたが、インフレ高進への懸念も示し、6月の利上げを示唆した。

ナーゲル氏は12日に公開されたインタビューで「高いエネルギー価格を無視することはできない」と述べた。「インフレの状況が根本的に変わらなければ、利上げの可能性はますます高まっている」と語った。

イランでの戦争が早期に終結したとしても、ユーロ圏のインフレ率は政策当局者がわずか数週間前に想定していたよりもはるかに長期にわたり高止まりする可能性があると指摘した。

その上で「われわれの使命は物価の安定だ」とし「インフレ目標を真剣に受け止め、中期的にインフレ率を2%近くに維持する姿勢を明確にすることが、長期的には全ての人にとって望ましい」と語った。

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