[ニューヨーク 12日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが2営業日連続で上昇した。この日発表された米消費者物価指数(CPI)でインフレ率上昇の持続が明らかになったことや、イラン停戦に対する不確実性が、安全資産としてのドルを支えた。
労働省が12日発表した4月の米消費者物価指数(CPI)は前年比3.8%上昇、3月の3.3%から加速し2023年5月以来の大幅な上昇となった。
50パーク・インベストメンツの最高経営責任者(CEO)、アダム・サーハン氏は「今回のインフレ報告は、消費者物価が直接的な影響を受けていることが初めて明らかになったものだ。原油価格が下がるまでは、インフレは続くだろう。それは市場にとっても、連邦準備理事会(FRB)にとっても懸念材料だ」と述べた。
ドル指数は0.4%上昇し98.36となり、4月2日以来最大の1日当たりの上昇率を記録する見込みとなった。
ユーロ/ドルは0.42%安の1.1732ドル。
CMEのフェドウオッチによると、12月米連邦公開市場委員会(FOMC)で少なくとも25ベーシスポイント(bp)の利上げが行われるとの予想は、前日の23.6%から36%に上昇した。
ドル/円は0.33%高の157.66円だった。円は12日の早い時間帯に急騰し、「レートチェック」の憶測を呼んだ。レートチェックはしばしば為替介入の前兆となる。
英ポンドは0.62%安の1.3523ドル。地方選挙惨敗を受けて労働党内でスターマー首相の退陣を求める声が広がっている。一時、4月30日以来の安値となる1.3498ドルを記録した。
ドル/円 NY午後3時 157.59/157.60
始値 157.54
高値 157.76
安値 157.49
ユーロ/ドル NY午後3時 1.1740/1.1741
始値 1.1740
高値 1.1749
安値 1.1723