Duncan Miriri

[ナイロビ 11日 ロイター] - フランスのマクロン大統領とケニアのルト大統領の共同主催による「アフリカ・フォワード・サミット」が11日、ケニアの首都ナイロビで始まり、30カ国を超えるアフリカ諸国の首脳が参加した。

この会合は、フランスが「旧植民地(フランス語圏アフリカ)」に比べて希薄だった英語圏アフリカ諸国との関係を本格的に強化する初の取り組みとされる。

西アフリカなどで旧植民地に対する自国の影響力が後退する兆しが見える中で、フランスとしては新たな経済的取引やパートナーシップを構築することを目指している。

マクロン氏は、アフリカとフランスは共通の目標を持つ対等なパートナーだと強調。今回のサミットを通じて総額230億ユーロ(270億ドル)、具体的にはフランス企業から140億ユーロ、アフリカ側から90億ユーロの投資が行われると明らかにした。

さらに「われわれには共通の戦いがあり、それは欧州とアフリカの戦略的自律性の構築だ。力を合わせてそれを築くことができれば、われわれは今よりずっと強くなれる」と語った。

サミットにはアフリカ最大の富豪でナイジェリア人実業家のアリコ・ダンゴテ氏をはじめ、30人を超えるアフリカ諸国の大統領、副大統領、首相、さらにトタル・エナジーズやオランジュといったフランス有力企業の幹部が出席した。

共同主催国のケニアは、このサミットがフランスの投資家を呼び込み、多額の債務を抱えるアフリカ諸国にとってより公正な国際金融制度の実現に向けた協議を進める機会になることを期待している。

ルト氏は「われわれが求めるのは、しっかり機能して代替性があり、公正であるとともに、アフリカの可能性を正当に評価し、アフリカ経済に不当な判断を下さない国際金融の枠組みだ」と述べた。

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