[ニューヨーク 11日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが小幅上昇した。トランプ米大統領が戦闘終結に向けた米国の覚書に対するイランの回答を拒否したことを受け、紛争再開への懸念が高まった。ただ、序盤の高値からは失速した。
バノックバーン・キャピタル・マーケッツのチーフマーケットストラテジスト、マーク・チャンドラー氏は「米国がイランの対案を拒否した場合、それは何を意味するのか。停戦が終了するということなのか、それとも、交渉の新たな段階が始まるということなのか。今のところ、市場全体を通して一貫した見解を見出すのは難しいようだ」と述べた。
ドル指数は、一時98.156の高値まで上昇。終盤は0.07%高の97.917となった。
ユーロは0.03%下落し、1.178ドルとなった。
中国元は対ドルで0.08%上昇し、1ドル=6.791元となった。一時、2023年2月以来の高値となる1ドル=6.7885元まで上昇した。
ゴールドマン・サックスのアナリスト、テレサ・アルベス氏は、「米中首脳会談が元高の戦術的な起爆剤となり、貿易関係の安定化における重要な指標となる可能性には同意するものの、元高の必要性は今週のイベントにとどまらず、より根本的で長期的なものであると考えている」と述べた。
ドル/円は0.29%上昇し、157.11円だった。
ドル/円 NY午後3時 157.20/157.21
始値 157.13
高値 157.26
安値 156.99
ユーロ/ドル NY午後3時 1.1774/1.1775
始値 1.1769
高値 1.1787
安値 1.1764