Trevor Hunnicutt Nandita Bose
[ワシントン/北京 10日 ロイター] - トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は今週の会談で、イラン、台湾、人工知能(AI)、核兵器について協議するほか、重要鉱物に関する合意の延長を検討する見通しだ。トランプ氏の訪中を前に米政府高官が明らかにした。
米中首脳は半年以上ぶりに対面で会談し、貿易や米国とイスラエルによる対イラン戦争などを巡り緊張した関係の安定化を図る。トランプ氏は13日に北京に到着する予定で、14─15日に会談する。トランプ氏にとって2017年以来の訪中となる。
米政府高官によると、両首脳は相互の貿易・投資を促進するための枠組みの設置で合意する見通しで、中国側はボーイングの航空機や米国産農産物・エネルギーの購入を発表するとみられる。
高官によると、両首脳はまた、中国から米国へのレアアース(希土類)供給を可能にしている貿易戦争の休戦について、その延長も協議するが、今週中に延長が合意されるかどうかはまだ不透明。米政府高官は、レアアースに関する米中間の合意は「依然として有効で、まだ期限は切れていない」と述べた。協議は続いているものの、合意が延長されるかどうかはまだ明確ではないとした上で、「延長の可能性については、適切な時期に発表できると確信している」と語った。
前回の首脳会談は韓国で10月に開かれ、米中貿易戦争を一時停止することで合意した。この貿易戦争では、米国が中国製品に3桁の関税を課し、中国はレアアースの世界的な供給を制限するとして脅していた。