Kentaro Okasaka
[東京 1日 ロイター] - 住友商事は2027年3月期通期の連結純利益が前年比4.9%増の6300億円になるとの見通しを発表した。IBESがまとめたアナリスト13人の純利益予想の平均値6249億円を上回った。見積もり可能な中東情勢など地政学リスクの影響を反映させた。不測の損失に備えたバッファー300億円も織り込んだ。
6月30日を基準日として1対4の株式分割を実施することも発表。発行済み株式の1.8%に当たる2200万株・800億円を上限とする自社株買いも決議した。取得期間は5月7日から27年3月31日まで。取得する全株を同年4月9日に消却する。
また、05年から参画しているマダガスカルのニッケル事業について、事業に関する全出資持ち分を英企業に譲渡し、26年4─6月期に約700億円の減損損失を計上すると発表した。税務上の処理により法人所得税費用を減額するため、損益影響は軽微となる見通し。
年間配当予想は40円(株式4分割後、前年は150円)とした。
同時に発表した26年3月期通期の連結純利益は同6.8%増の6003億円で、会社予想の5700億円を上回った。