[アテネ 30日 ロイター] - ギリシャは、中東紛争によるインフレ圧力を理由に2026年の経済成長率予想を0.4%ポイント下方修正し、2%とした。欧州連合(EU)欧州委員会に提出した中期財政計画に関する年次報告の中で30日に公表した。
短期的な経済見通しはなお良好だが、中東紛争が長期化すれば内外の需要の重しとなり、資本流入が弱まる可能性があるとみられている。
財政計画は、ホルムズ海峡における石油・液化ガス輸送の深刻な混乱とエネルギーインフラへの被害が「国際貿易とサプライチェーン(供給網)に深刻なボトルネックを生み出し、特に短期的にインフレと成長に影響するとみられる」と指摘した。
ギリシャ国家統計局はこの日、主に15.3%のエネルギー価格上昇により生産者物価が急上昇したと発表した。
欧州委のドムブロフスキス委員(経済担当)は先週、EU経済へのマイナス影響は0.2─0.6%ポイントになるとの見通しを示していた。