[アテネ 30日 ロイター] - パレスチナ自治区ガザに援助物資を届ける国際船団「グローバル・スムード船団」が30日、ギリシャに近い公海上でイスラエルに拿捕(だほ)されたと、主催者が明らかにした。同船団は昨年10月にも支援船が拿捕されていた。

船団はスペインのバルセロナ港を4月12日に出発していた。イスラエルのサール外相は、「ガザに対する合法的海上封鎖を突破しようとする試みを阻止した」とXに投稿した。

サール氏乗員をイスラエルの船舶に移送した後、ギリシャで下船することになると説明した。

船団主催者によると、船舶が29日夜、ガザから数百キロ以上離れたギリシャのペロポネソス半島沖の公海上で拿捕された。

主催者は声明で「これは海賊行為だ。クレタ島近くの公海で人々を不法に拿捕したもので、イスラエルが自国の国境をはるかに超えて、何のとがめも受けず思うがままに行動できると主張する行為だ」と批判した。

ギリシャ外務省は乗員の上陸に向けてイスラエルと協議していると説明したが、詳細を明らかにしなかった。

イスラエル軍は昨年10月にも同船団の船舶を拿捕し、スウェーデンの活動家グレタ・トゥンベリさんら450人以上を拘束した。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。