Colleen Howe Trixie Yap
[30日 ロイター] - 30日の原油先物市場で、北海ブレント価格が約4年ぶりの高値に急伸した。中東情勢の悪化により石油供給の混乱が長期化し、世界経済の成長を損なう恐れがあるとの懸念が背景にある。
0659GMT(日本時間午後3時59分)時点で北海ブレント先物6月限は4.28ドル(3.63%)高の1バレル=122.31ドル。一時2022年3月9日以来の高値となる126.41ドルを付けた。9営業日続伸し、30日に取引最終日を迎える。より商いが活発な7月限は2.05ドル(1.86%)高の112.49ドル。
米WTI先物は1.46ドル(1.37%)高の108.34ドルと、4月7日以来の高値を付けた。前日には7%上昇していた。
ブレントは年初来で2倍超に上昇。WTIは約90%値上がりした。両指標とも月間ベースで4カ月連続の値上がりとなる見通し。
OANDAのシニア市場アナリスト、ケルビン・ウォン氏は「短期的には、市場参加者は引き続き米国とイランの紛争の動向と、ホルムズ海峡が長期閉鎖されるリスクに注目している」と述べた。この点への注目が現在、アラブ首長国連邦(UAE)の石油輸出国機構(OPEC)離脱の長期的影響を上回っていると語った。