[29日 ロイター] - 生成人工知能(AI)「クロード」を手がける米新興企業アンソロピックが、評価額9000億ドル超で新たな資金調達ラウンドの実施を検討していると、ブルームバーグ・ニュースが事情に詳しい関係者の話として29日に報じた。
報道によると、アンソロピックは現在の評価額の2倍超に当たる金額での出資提案を受けているが、検討は初期段階にあり、受け入れた提案はまだないという。
アンソロピックは2月に評価額3800億ドルで300億ドルを調達した。
同社はロイターの取材に対しコメントを控えた。
米メディアのテッククランチも29日、事情に詳しい関係者の話として、アンソロピックが評価額8500億─9000億ドルでの約500億ドルの新規調達について、複数の出資提案を受けていると報じた。
テッククランチによると、アンソロピックは資金調達ラウンドと評価額について、5月の取締役会で決定する見通し。
アンソロピックが報じられた評価額で資金調達を完了すれば、3月時点で評価額が8520億ドルだったオープンAIを抜き、世界で最も価値のあるAI新興企業となる可能性がある。
ブルームバーグの報道によると、アンソロピックは早ければ10月にも新規株式公開(IPO)を実施する可能性がある。