Alex Lawler Dmitry Zhdannikov Ahmad Ghaddar

[ロンドン 29日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」の主要7カ国は5月3日に開く会合で、小幅増産で合意する公算が大きい。事情に詳しい3人の関係者がロイターに語った。

OPECプラスは、米国・イスラエルとイランとの戦闘に加え、アラブ首長国連邦(UAE)の脱退が生産に大きく影響するにもかかわらず、増産を目指す方針だ。

関係者によると、OPECプラスは生産量を日量18万8000バレル程度増やすことで合意しそうだ。この増産量は先月合意した日量20万6000バレルからUAEのシェアを差し引いた水準に近い。UAEは5月1日にOPECとOPECプラスから脱退する。

小幅増産で合意すれば、OPECプラスは通常通りの石油生産を続けるとの意思表明になる、と関係者の1人は述べた。

ただ、OPECプラスは新たな生産目標を最終決定したわけではないと別の関係者は話した。

2月28日に始まった戦闘とそれに伴うホルムズ海峡の事実上の封鎖により、OPECプラスの加盟国であるサウジアラビア、イラク、クウェート、UAEからの石油輸出が妨げられている。

5月3日の会合に参加するのはサウジアラビア、イラク、クウェート、アルジェリア、カザフスタン、ロシア、オマーンの7カ国。

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