Stephanie Kelly

[ロンドン 29日 ロイター] - 原油先物は約3%上昇し、北海ブレント先物は1カ月ぶりの高値を付けた。トランプ米大統領が側近に対し、長期的なイラン港湾封鎖に向けて準備するよう指示したとの報道を受け、ホルムズ海峡を巡る混乱が長期化するとの懸念が広がった。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、トランプ氏は最近の会議で、イランの港湾への出入りを阻止することで同国の経済と石油輸出への圧力を継続することを選択したという。米国とイランは停戦で合意しているものの、和平協議は膠着状態にある。

北海ブレント先物6月限は0824GMT(日本時間午後5時24分)現在、3.08ドル(2.8%)高の1バレル=114.34ドルと、3月31日以来の高値を付けた。

米WTI先物6月限は2.75ドル(2.8%)高の102.68ドル。

アラブ首長国連邦(UAE)が石油輸出国機構(OPEC)から突然脱退を決めたことについては、アナリストらは総じて、短期的には市場に大きな影響はないとみている。

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