[ヘルシンキ 29日 ロイター] - フィンランドのエレベーターメーカー、KONE(コネ)は29日、ドイツの同業TKエレベーターを294億ユーロ(344億ドル)で買収することで合意したと発表した。独禁当局の承認が下りれば、米オーチスやスイスのシンドラーを抜き、世界最大のエレベーターメーカーが誕生する。
フィンランド史上最高額の企業買収となる。KONEは、この統合により、年率換算で推定約7億ユーロの相乗効果が見込む。同社のフィリップ・デロルム最高経営責任者(CEO)は「この統合により、信頼性が高く持続可能なソリューションとサービスを求める顧客の需要増に応える能力が大幅に向上する」と述べた。
世界のエレベーター・エスカレーター市場はすでに寡占化が進み、少数の多国籍企業が支配しているため、KONEの買収計画は独禁当局による厳しい審査を受けるとアナリストは指摘している。