Rachel More

[ベルリン 29日 ロイター] - ドイツの自動車メーカー、メルセデス・ベンツが29日発表した第1・四半期決算は、営業利益が大幅に減少した。ただ、市場予想は上回った。中国など主要市場で利益率の縮小や需要低迷に見舞われている。

EBIT(利払い・税引き前利益)は19億ユーロ(22億2000万ドル)と17%減少したが、ビジブル・アルファがまとめたアナリスト予想の平均の16億ユーロは上回った。

高関税や中国市場での苦戦、電気自動車(EV)への移行の難航がメルセデスなどドイツの自動車メーカーに重くのしかかっている。オラ・ケレニウス最高経営責任者(CEO)は、収益悪化を食い止めるため大規模な人員削減やコストカットに踏み切る一方、新型車の大量投入を進めている。

売上高は316億ユーロで、アナリスト予想の318億ユーロをやや下回った。

主力の乗用車部門の調整後売上高利益率は4.1%となり、通期目標である3─5%の範囲内にとどまったが、前年同期の7.3%からは大きく低下した。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。