[ジッダ 28日 ロイター] - 湾岸協力会議(GCC)が28日、サウジアラビア西部のジッダで会合を開催し、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子が議長を務めた。サウジ国営メディアが報じた。イラン戦争が始まって以来、湾岸諸国の首脳が対面で会合するのはこれが初めてとなる。

匿名を条件に語った湾岸諸国の当局者によると、今回の会合は、湾岸諸国に対するイランの攻撃への対応策を策定することを目的としていた。

サウジ国営メディアによると、会合では「地域および国際情勢に関連する議題や問題、それらに関する取り組みの調整」について議論された。

イランとの戦争では、湾岸協力会議(GCC)加盟6カ国全ての主要エネルギーインフラが被害を受け、米国関連企業などの民間インフラや軍事施設も標的となった。

報道によると、カタールの首長、クウェートの皇太子、バーレーンの国王、アラブ首長国連邦(UAE)の外相が出席した。オマーンから誰が出席したかは不明。

GCCは、UAEから戦争への対応が不十分であるとして批判を受けている。

UAEのアンワル・ガルガシュ大統領外交顧問は27日、イランの攻撃に対するアラブ諸国と湾岸諸国の対応を批判。「アラブ連盟が弱い姿勢を示すことは予想しており意外ではないが、(湾岸)協力会議の姿勢は予想外で驚いている」と述べていた。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。