Twesha Dikshit
[28日 ロイター] - 28日序盤の米株式市場では、人工知能(AI)関連銘柄が軒並み下落。「チャットGPT」を手がけるオープンAIが、ここ数カ月で新規ユーザー数と売上高の目標を達成できなかったとウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報じたことを受け、オープンAIの成長見通しへの懸念が高まった。
関係者の話としてWSJが報じたところによると、オープンAIのサラ・フライアー最高財務責任者(CFO)は、他の幹部に対して、売上高の伸びが十分でなければ、将来のコンピューティング契約の費用を賄えなくなる可能性があるとの懸念を示した。
オラクルの株価は約2.8%下落。オラクルは昨年、オープンAIと史上最大級のクラウドコンピューティングの契約を締結したと報じられている。
AIインフラの提供に向けオープンAIと119億ドルの契約を締結した半導体大手のエヌビディアは約2%安。AI向けクラウドサービスを手がける米コアウィーブの株価は2.2%下落した。
オープンAIの主要出資者であるソフトバンクグループは東京市場で約10%下落して取引を終えた。
クロスチェック・マネジメントのトッド・ショーエンバーガー最高投資責任者(CIO)は「AI関連企業が売られると、それが正当な理由によるかどうかに関わらず、業界全体に波及するのはよくあることだ」との見方を示した。