Nandan Mandayam
[28日 ロイター] - 米国際貨物輸送大手ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)は28日、2026年通期の売上高見通しを据え置いた。イラン紛争に伴う燃料価格の急騰が、事業の根本的な改善を脅かしているとした。
UPSは26年通期の売上高見通しが前年比1.2%増の897億ドルになるとした。キャロル・トメ最高経営責任者(CEO)は決算説明会で「まだ年初の段階であり、中東では戦争が続いている。ガソリン価格の高騰は年後半にかけて需要に影響を与える可能性がある」と述べた。
一方、第2・四半期(4-6月期)については増収増益になるとの見通しを示した。トメCEOは、直近数四半期で実施したコスト削減などが寄与すると述べた。
併せて発表した第1・四半期(1-3月期)決算は、調整後1株利益が1.07ドルと、前年同期の1.49ドルから減少したものの、LSEGがまとめたアナリスト予想の1.02ドルを上回った。
第1・四半期売上高は1.6%減の212億ドル。一方、主力の国内市場における貨物1個当たりの売上高は6.5%増加した。
一部のアナリストは、同社の最大の収益源である国内部門の1─3月期の利益率が予想を下回ったと指摘。ジェフリーズによると、同部門の調整後営業利益率は4%と、予想レンジ(4─5%)の下限にとどまった。
UPSの株価は午前の取引で約4%下落した。