Jasper Ward

[27日 ロイター] - 国連児童基金(ユニセフ)は27日、イスラム主義組織‌タリバンが主導するアフガニスタンにおいて、女子教育や女性就労に対する制限が解除されない場合、2030年までに2万5000人以上の女性教員や医療従事者を失う恐れがあるとの報告書を出した。

タリバンは女性の公的部門での就労をほぼ全面的に禁止し、女子の教育を12歳までと制限している。

報告書によると、これらの制限はすでに少なくとも100万人の少女に影響を与えており、現状が変わらなければ30年までにその数は倍増すると予想されている。

教育や医療分野に参入する有資格女性の数が急速に減少しており、30年までに最大2万人の女性教員と5400人の女性医療従事者が失われる可能性があるという。

ユニセフによると、こうした人材の減少が加速すれば、アフガニスタン経済に年間少なくとも53億アフガニ(8400万ドル)の影響を与えるとみられ、これは同国の国内総生産(GDP)の約0.5%に相当する。

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