Richard Cowan

[ワシントン 27日 ロイター] - トランプ米大統領が出席していた夕食会で発砲事件が発生してから2日後、米議会の共和党議員らは、警備上の懸念が高まっていることを理由に、ホワイトハウスのボールルーム(宴会場)の建設資金を確保し、工事を加速させる法案を作成した。

上院予算委員長のリンゼー・グラム議員(サウスカロライナ州選出)と共和党議員2人が作成した法案は、すでに着工している同施設の建設費を主に納税者の負担で賄う内容。グラム氏は記者団に「米国が必要としているもの、すなわち大統領や関係者が集い、国を危険にさらすことなく楽しく過ごせる安全な施設を早急に整備するため、できるだけ早く採決を行いたい」と語り、ボールルームの下にはシークレットサービス(大統領警護隊)の拠点を含む「多くの軍事関連施設」が設置されると付け加えた。

民間からの寄付金は食器類などの購入に充てられる可能性があり、4億ドルのうち3億3200万ドルは納税者の資金が占め、輸入品にかかる「通関手数料」を財源とするとしている。

トランプ氏は以前、ボールルーム建設プロジェクトの推定費用4億ドルは民間からの寄付で賄われると述べていた。

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