Andreas Rinke Kirsti Knolle

[ベルリン 27日 ロイター] - ドイツのメルツ首相は27日、イラン指導部が米国に屈辱を与え、米当局者をパキスタンまで出向かせた上で成果なく帰国させていると述べ、紛争を巡り異例の厳しい批判を展開した。

メルツ氏はまた、米国がイラン戦争でどのような出口戦略を追求しているのか分からないとも述べた。

同氏の発言は、ウクライナ問題などを巡りすでにくすぶっていた米国と欧州の北大西洋条約機構(NATO)同盟国との深い溝を浮き彫りにするものだ。

メルツ氏はドイツ西部ノルトライ​ン・ウェストファーレン(NRW)州で学生向けに講演し、「イランは明らかに交渉がうまい。というよりむしろ、交渉しないことが非常にうまい。米国側をイスラマバードまで来させ、何の成果もなく帰らせている」と語った。

「イランの指導部、特にいわゆる革命防衛隊によって、一国全体が屈辱を与えられている。だから、これが可能な限り早く終わることを願っている」と述べた。

メルツ氏はまた、ホルムズ海峡の少なくとも一部に機雷が敷設されていたことは明らかだとし、「欧州の一員として、海峡の掃海に向け、ドイツの掃海艇を派遣することを提案した」と語った。

この紛争がドイツに大きな経済的損失をもたらしていると述べた。

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