[ニューヨーク 27日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルは小幅安となった。米・イラン和平交渉の行き詰まりが懸念される中、週内に予定される主要中銀の政策決定会合に注目が集まる。28─29日の連邦公開市場委員会(FOMC)は、連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長にとって最後の会合になるとみられる。
米ニュースサイトのアクシオス は26日、関係筋の話として、イランが仲介国パキスタンを通じ、ホルムズ海峡再開と戦争終結に関する新たな提案を米国に示したと報じた。核交渉については後の段階に先送りする内容という。
パウエル議長にとって最後となる可能性がある週内のFOMCでは、据え置きが広く見込まれている。ケビン・ウォーシュ氏のFRB議長指名について、米上院銀行委員会は本会議送付の可否を採決する見通しとなった。
バノックバーン・グローバル・フォレックスのチーフ市場戦略責任者、マーク・チャンドラー氏は「主要10カ国(G10)の中銀のうち5行が週内に会合を開くが、いずれも政策変更は見込まれていない」と指摘。イラン側が出した新提案により市場に新たな期待感が生まれ、ドルにやや下押し圧力がかかっているとの見方を示した。
市場ではウォーシュ氏のリーダーシップの下で、積極的な利下げサイクルが進むとの見方が織り込まれ始めている。前出のチャンドラー氏は「市場が織り込む年内の利下げ幅はほぼ倍になっている」とした上で「市場はウォーシュ氏の金利への影響を過大評価していると思う」と述べた。
主要通貨に対するドル指数は0.18%安の98.45。同指数は2カ月連続で上昇したものの、4月は下落する見込みだ。
円はほぼ横ばいの159.39円と、160円の心理的節目をわずかに下回る水準で推移した。日銀は28日会合で金利を据え置く見通しだが、早ければ6月の利上げに前向きな姿勢を示すと予想されている
ユーロは0.02%高の1.172250ドル。
英ポンドは0.01%高の1.35340ドル。
ドルは対スイスフランで0.08%高の0.78540フラン。
ドル/円 NY終値 159.42/159.43
始値 159.15
高値 159.46
安値 159.11
ユーロ/ドル NY終値 1.1720/1.1722
始値 1.1745
高値 1.1754
安値 1.1719