[マニラ 24日 ロイター] - 東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国のフィリピンは24日公表した声明で、ミャンマーが最近行った政治犯を含む受刑者の恩赦釈放を「包摂的な国民対話へ前進する一歩」と歓迎するとともに、民主派指導者アウンサンスーチー氏をはじめとする残る政治的理由に基づく受刑者のさらなる釈放を要請した。
声明には「われわれはASEANに不可欠な一員のミャンマーを支援し、同国における政治危機の平和的かつ持続的な解決達成のために取り組む意思を再確認する」と記されている。
アウンサンスーチー氏は、ミャンマー軍部による2021年のクーデター以降拘束され続けており、この問題では同国の親軍政権の大統領に選出されたミンアウンフライン氏が22日にタイのシーハサック外相との会談で「(スーチー氏は健康面で)十分な措置が講じられており、さらに良い処遇を検討している」と語った。
扇動や汚職、選挙不正、国家機密法違反などの罪で27年の服役期間を過ごしているアウンサンスーチー氏は、今回の恩赦の一環で刑期が短縮された。
この恩赦には、失脚した前大統領でアウンサンスーチー氏の盟友でもあるウィンミン氏の釈放も含まれていた。