[26日 ロイター] - シティは26日遅く、年内における北海ブレント原油先物の平均価格予想を引き上げた。また、ホルムズ海峡の封鎖が続き、海峡経由の原油流通が6月末まで混乱し続ける場合、価格は1バレル=150ドルまで急騰する可能性があると警告した。
シティは、26年第2・四半期、第3・四半期、第4・四半期のブレント原油価格に関するベースケース予想を、それぞれ1バレル=110ドル、95ドル、80ドルに引き上げ、このシナリオの実現確率を50%と見積もった。
また、米国とイランによる第2回和平協議が実現しなかったことを受け、シティはホルムズ海峡の再開時期の予想を5月末とし、従来見込んでいた4月中旬─下旬から先送りした。
シティは「双方の『妥協点』に対する見解に依然として大きな隔たりがあることから、当行の短期的な強気見通しおよび26年下半期のベースケース原油価格予測を取り巻くリスクは上振れバイアスがかかっている」と指摘した。
実現確率が30%の強気シナリオでは、シティは6月末まで原油供給がほぼ滞る状況が続くと想定し、その場合はブレント原油が150ドルまで急騰する可能性があると予想。第2・四半期および第3・四半期の平均価格は130ドル近くで推移した後、第4・四半期には100ドルまで下落する可能性があるとした。
シティはまた、ホルムズ海峡が7月以降も閉鎖されたままとなる「超強気」シナリオも提示した。その場合は世界および米国の経済生産に占める石油関連支出の割合に深刻な影響が及ぶと指摘した。