[パリ 23日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた4月のフランス総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は47.6と、3月の48.8から低下し、1年2カ月ぶりの低水準を記録した。ロイター調査の予想の48.6を下回った。

中東情勢の緊迫を背景としたサービス部門の低迷が製造業の伸びを相殺したため、好不況の分かれ目となる50を引き続き下回った。

サービス業PMI速報値は46.5と、3月の48.8から低下し、昨年2月以来の低水準に落ち込んだ。ロイター調査の予想の48.5も下回った。

一方、製造業PMI速報値は3月の50.0から52.8に上昇した。ロイター調査の予想の49.5を上回った。

顧客が供給不足や価格上昇を見越して購入を前倒ししたため、工場の受注残高はほぼ4年ぶりに増加した。

S&Pグローバルは、米国・イスラエルとイランとの戦闘に起因するインフレ圧力が企業に影響を与えていると指摘した。

S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのチーフエコノミスト、ジョー・ヘイズ氏は、「当然ながら、4月には様々な原材料コストが上昇し、輸送費が高騰し、供給のボトルネックが価格を押し上げたため、製造業のインフレ率はさらに加速した」とし、「サービス業の企業も、輸送コストの上昇による圧力を感じている」と語った。

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