Robert Harvey Dmitry Zhdannikov

[ローザンヌ 22日 ロイター] - 海運業界の幹部は、米国とイランの停戦が不安定な状況下にある中、アジアの船主は近いうちにホルムズ海峡の航行を開始する可能性があるとの見解を示した。その理由として、制裁を順守する欧米企業とは異なり、アジアの船主はリスク許容度が高く、通航料の支払いにも対応できるためだと説明した。22日に「FTコモディティーズ・グローバル・サミット」で述べた。

2月末以降、数百隻のタンカーやその他の船舶がペルシャ湾内に足止めされ、ホルムズ海峡を通過できずにいる。

マーキュリアのグローバルフレイト責任者ラリー・ジョンソン氏は「OFAC(米財務省外国資産管理局)の制裁に従わないことを厭わない企業にとっても、安全の問題は依然として残る。しかし、もしそれが政府間協議によって解決されたなら、インド海軍が護送船団を送り込むことはできるだろうか、中国の護送船団は通過できるだろうか? おそらく可能だろう」と述べた。

スイスマリンのピーター・ウェルニンク最高経営責任者(CEO)は「世界の一部の船舶は通過できるだろうし、今後数週間でそうした事例が増える可能性が高い。当社はできないだろうが」とし、インド、イラク、中国の船舶を例に挙げた。

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