報復の船舶拿捕
4月22日、イスラム革命防衛隊(IRGC)海軍司令部は、イスラエル関連とされるMSCフランチェスカと、ギリシャの海運会社テクノマー・シッピングが所有しMSCが運航していると報じられたリベリア船籍のエパミノンダスの2隻を拿捕したと発表した。
イランメディアは、これらの船舶が「必要な許可を得ずに航行した」ため、海上安全を脅かしたとしてイラン沿岸に移送されたと報じた。
IRGC系のファルス通信は、22日の3隻目の標的となる船舶「ユーフォリア」の名も挙げたが、詳細は明らかになっていない。
イラン国営タスニム通信の声明でIRGCは、これらの船舶は必要な許可を得ず、航行情報を操作していたため、イラン沿岸へ護送したと説明した。
声明は「ホルムズ海峡の秩序と安全を乱す行為は我々のレッドラインだ」と述べた。
◾️ホルムズ海峡周辺でイランは民間船舶を攻撃

22日に最初に報告された攻撃では、IRGCの砲艇がオマーン北東約15海里で船舶のブリッジに発砲し、大きな損傷を与えたと、英国海事貿易オペレーションセンター(UKMTO)が発表した。同センターは船名を明らかにしていない。
UKMTOによると、火災は発生せず、乗組員は全員無事だった。イランのファルス通信は、この作戦をイランが領海での権限を「合法的に行使した」ものだと伝えた。
イラン最高国家安全保障会議に近いメディア「ノール・ニュース」は、武装部隊の警告を無視したためIRGCが発砲したと報じた。
英国当局はまた、イランの西方8海里で別の貨物船が発砲を受けたとも報告した。この船は停止したが、損傷はなく乗組員も全員無事だった。
「UKMTOはホルムズ海峡周辺で活動が活発化していることを把握しており、同海域の船舶は、不審な動きを見たら報告してほしい」と声明は述べた。