Emily Green David Lawder
[メキシコ市 22日 ロイター] - メキシコのエブラルド経済相は22日、北米貿易協定「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」が更新されるか否かにかかわらず、メキシコの自動車、鉄鋼、アルミニウム産業に対する関税は維持される可能性が高いと認めた。
「自動車、鉄鋼、アルミニウム産業はわれわれの優先事項だが、関税がなくなることは極めて考えにくく、いかにして引き下げるかを模索している」と記者団に述べた。
関係筋によると、米通商代表部(USTR)のグリア代表は20日に開かれたメキシコ自動車・鉄鋼業界などとの非公開会合で、USMCAの見直しによりトランプ政権が業界に課した関税の撤廃を期待すべきではないと語った。
5月25日の週に始まるUSMCA見直しに向けた米国との交渉を主導するエブラルド氏は、グリア氏がメキシコの財界幹部らに同様のメッセージを伝え、22日には米議員らにもほぼ同様の内容を繰り返したと説明。
「自由貿易に基づくかつての世界貿易体制が再び戻ってくる可能性は非常に低い」と述べた。