[23日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は22日、イラン戦争が長期化した場合、ウクライナが米国製の対ミサイル防衛装備を確保する上で、リスクが高まる恐れがあると述べた。
ウクライナは「優先ウクライナ要求リスト(PURL)」と呼ばれる枠組みを通じてミサイル迎撃システム「パトリオット」向け対弾道ミサイルなどの米国製兵器を調達しており、北大西洋条約機構(NATO)加盟国が兵器の購入資金を負担している。
ゼレンスキー氏はCNNのインタビューで、米国の生産能力が限られているため、ウクライナが受け取ってきた兵器数は限定的だったと説明。ただ、これまでのところ供給や情報提供が滞ったことはないと語った。
ただ、「当然ながら、中東とイランでの戦争という大きな課題を踏まえると、こうしたパッケージ全てがリスクにさらされている」と指摘。
その上で「戦争が続くか、停戦が遅れるようなことになれば、良くない状況に陥る。対弾道ミサイルを巡るリスクはさらに高まる可能性がある」と語った。