[21日 ロイター] - 米バージニア州で21日に行われた住民投票で、民主党が策定した新たな連邦下院選挙区割り案が承認された。メディア各社が報じた。11月の中間選挙で、共和党が現在持つ4議席が民主党に移る可能性が出てきた。
全米では昨年、テキサス州の選挙区割りがトランプ大統領の働きかけで共和党に有利な形に変更されたことを受け、区割り再編を巡る攻防が各州で激化している。
今回の勝利で、民主党はトランプ氏主導で進められてきた共和党による議席奪取の取り組みを事実上相殺することに成功した。一方、フロリダ州の共和党は来週、独自の区割り再編を検討する見通し。
同州のスパンバーガー知事(民主党)は2025年11月の選挙で15ポイント差を付けて勝利した。今回の住民投票でも賛成の立場で運動を展開しており、可決を受けてさらに足場を固めたことになる。
新たな区割りにより、民主党は11月の下院選で同州11議席のうち10議席を獲得する可能性が高くなった。現状は民主6議席、共和5議席となっている。
ただ、今回の区割り変更を巡っては共和党による法廷闘争が続いており、州最高裁の判断次第では変更が無効になる可能性もある。