[21日 ロイター] - ミャンマーのミンアウンフライン新大統領は、反政府武装勢力と7月末までに和平交渉を行う意向を示したが、主要反政府勢力の2組織は21日、提案を拒否した。

国営メディアによると、ミンアウンフライン氏は政府の会議で、停戦合意に参加していない勢力に対し、100日以内に実施する交渉に参加するよう要請。「まだ対話と交渉に参加していないグループにも、7月31日の最終期限までに協議に参加するよう呼びかける」と述べ、カレン民族同盟(KNU)、チン民族戦線(CNF)、全ビルマ学生民主戦線などに言及した。

政府と反政府勢力は全国停戦合意(NCA)を結んでいるが、2021年のクーデターによって効力は事実上失われている。

KNUの報道官は提案を一蹴。「KNUはクーデター以降、既にNCAから離脱している。交渉に復帰する計画も、NCAの枠組みに従う考えもない」と述べた。CNFの報道官は「軍から単に外見を変えただけで現在『政権』を自称している者たちと話し合うことは何もない」と語った。

ミャンマー議会は今月、ミンアウンフライン前国軍総司令官を大統領に選出。クーデターで成立した軍政による支配が続くことになった。

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