David Shepardson

[ワシントン 21日 ロイター] - ダフィー米運輸長官は、老朽化した航空管制システムの近代化に向けた大規模な取り組みの次の段階として、議会に100億ドルの予算を要求していることを明らかにした。

議会は昨年、旧式の技術を刷新し、人手不足の管制塔を増強するプロジェクト向けに125億ドルの予算を承認した。

ダフィー氏はロイターのインタビューで、新たに要求している予算の多くは、航空輸送の効率を大幅に向上させる新しいソフトウエアの開発に充てられると説明した。

連邦航空局(FAA)の航空管制通信システムは昨年、ニューアーク空港の管制に影響を及ぼした深刻な障害を含め、一連の問題に見舞われてきた。米国では長年、空港の混雑や運航遅延に関する国民の不満が高まっており、その原因の大部分は老朽化した技術と人員不足の管制塔にあるとされる。

FAAは3月に2回、老朽化した技術の問題でワシントン地域の3空港への全運航を1時間以上停止せざるを得なかった。

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