Steve Holland Parisa Hafezi Mubasher Bukhari

[ワシントン/ドバイ/イスラマバード 21日 ロイター] - トランプ米大統領は21日、イランとの停戦を無期限に延長した。期限切れ直前のタイミングで、両国が紛争終結に向けた和平交渉を継続できるようにした。

トランプ氏は交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、仲介役を担うパキスタンから、イラン指導者らが統一した提案を取りまとめるまで攻撃を控えるよう要請があったと明らかにした。

イラン側が提案を提出し、協議が終了するまでイランとの停戦を延長すると表明した。

トランプ氏は、イランの発電所など民間インフラを爆撃すると繰り返し警告してきたが、今回もその警告を取り下げた形だ。

米国との交渉を主導するイランのガリバフ国会議長の顧問は21日、トランプ氏が表明した停戦延長に何ら意味はなく、奇襲攻撃のための「時間稼ぎの策略」だと非難した。

パキスタンのシャリフ首相は、トランプ氏が停戦延長要請を受け入れたことに謝意を表明した。

トランプ氏は停戦延長を決めた理由として、「イラン政府は深刻な分裂状態にある。これは予想外のことではない」と述べた。これは、故ハメネイ最高指導者を含むイランの指導者層に対する米国とイスラエルによる暗殺を指している。

トランプ氏は、米海軍によるイランの港湾および沿岸の封鎖を継続すると述べた。イラン指導部はこの封鎖を戦争行為だと非難している。米国の封鎖は、両国が今週パキスタンの首都イスラマバードでの第2回和平協議に交渉担当者を派遣するかどうかで揺れていた際、争点となっていた。

トランプ氏は停戦延長を発表する数時間前、米国はイランとの交渉で強い立場にあり、最終的には「素晴らしい合意」が得られるとし、まもなく期限が切れるイランとの停戦を延長する考えはないと述べていた。

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