[東京 21日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は続伸し、前営業日比771円21銭高の5万9596円10銭だった。終値ベースの史上最高値(5万9518円34銭=16日)を上回った。米国・イランの停戦期間延長への期待が投資家心理の支えとなり、指数寄与度の高い銘柄が押し上げた。TOPIXは小幅に上昇した。
日経平均は206円高と寄り付きで5万9000円を回復し、前場中盤に771円高の5万9596円10銭まで上値を伸ばした。米国とイランの協議の行方は不透明感が残るものの、市場には停戦期限の延長か協議進展への期待感が強く、買いが広がった。時間外取引での米株先物や主要なアジア株はプラス圏で推移した。
マリン・ストラテジーズの香川睦シニアマーケットアナリストは「停戦期限の延長や協議の進展を先取りする動きがみられる中、市場では取り残される不安(Fear of Missing Out)が改めて意識されているようだ」との見方を示した。
TOPIXは0.3%高の3788.27ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は3兆2628億8700万円だった。東証33業種では、値上がりが非鉄金属、ガラス・土石製品、金属製品など23業種、値下がりがその他製品、電気・ガス、空運など10業種だった。
主力株ではソフトバンクグループ、東京エレクトロン、フジクラが4─5%超上昇したほか、アドバンテスト、ファーストリテイリングが1%超高、イビデンが8%超高、キオクシアホールディングスが6%超高だった。
半面、中外製薬、テルモ、ニトリホールディングスが2─3%超安、SHIFTは6%超安だった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが718銘柄(45%)、値下がりは790銘柄(50%)、変わらずは65銘柄(4%)だった。