Lili Bayer
[ブリュッセル 20日 ロイター] - 米国が支援する「平和評議会」のパレスチナ自治区ガザ担当主席特使、ニコライ・ムラデノフ氏は20日、イスラム組織ハマスやその他の武装集団の武装解除に関する計画について、合意を楽観視しているが、まだ時間がかかるとの見方を示した。
ロイターのインタビューで「ハマスとここ数週間、真剣に議論しているが、容易ではない」と指摘。「全ての当事者にとって、そして何よりもガザの人々にとって有益な取り決めを打ち出せるだろうと、私はかなり楽観視している」と語った。
トランプ大統領が主導し、イスラエルとハマスが昨年10月に合意したガザ計画では、ハマスの武装解除を条件に、イスラエル軍がガザから撤退し、再建を開始するとされているが、武装解除が最大の争点となっている。
ムラデノフ氏は、武装解除、ガザの新たな統治体制、イスラエル軍の撤退に関する規定を含む実施計画の策定が進められていると説明。
「時間はかかるだろうが、できるだけ早く合意できるよう努めている」と述べた。合意がいつ成立するかとの問いには「あと数日、長くても数週間というのが私の見立てだ。この期間で合意できなければ、協議は勢いを失い、決定がさらに困難になる」と語った。