Michael S. Derby

[20日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)の次期議長に指名されたケビン・ウォーシュ氏が20日、財務開示書類を更新し、承認されれば外国投資ファンドの保有株を売却すると表明した。

ウォーシュ氏は4月10日に提出していた開示書類を修正。4月17日付の書類では、「FRB議長就任が承認されれば、iShares S&P/TSX 60 Index XIUの保有株を売却する」とした。

ウォーシュ氏は、修正の理由として、「FRBの倫理担当官から、議長の職務には、ファンドの保有資産の財務上の利益に影響を与える特定の事項が含まれると助言を受けたため」だと説明した。

ウォーシュ氏が売却すると述べているファンドは、カナダ株を対象としている。

先週公開されたウォーシュ氏の開示書類によると、同氏が報告した資産は1億ドルを大幅に超え、多岐にわたる投資を保有している。その多くは完全には開示されておらず、ウォーシュ氏は議長就任が承認されれば、それらの投資を売却しなければならないと述べていた。

ウォーシュ氏は21日に上院銀行委員会の承認公聴会で証言する予定。ただ、パウエル議長に対する司法省の捜査などを巡り、パウエル氏の任期が終わる5月15日までに上院本会議で承認を得られるかどうかは不透明な状況だ。

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